おまけ
【小話】
最近、ヒナが再び夜泣きをするようになりました。9時半過ぎくらいに寝て、11時の時もあれは2時3時の時もあるのですが、もうすごい大泣き。ベビーサークルの枠に捕まって、
「ここからだせ!!」
とめちゃくちゃ圧力をかけてきます。
ヒナは泣いた時の吐き戻しが3割5分のなかなかな打率なので、泣き始めたら飛び起きます。そして寝ぼけ眼で抱き上げてリビングへ。テレビをつけないと泣き止まないのでテレビをつけ、一緒にソファに座ります。10分ほどすると落ち着くことが多く、ここでフォローアップミルクを受け入れてくれればすんなり再入眠成功となります。
が
そううまく行くわけもなく、哺乳瓶を見せた途端叩き落とされたりします。ムズ。
ソファに座っている時間は、疲れと眠さとうまくいかなさ、自分の至らなさや無力感、夜中にテレビを見せている罪悪感にフルボッコされます。しかし、ピッタリとくっついてくるヒナを見ると、「この時間も一瞬なのか」と思います。ヒナがちょっとでも大きくなって、手も繋いでくれなくなった時、このしんどい時間が喉から手が出るほど欲しくなるんだろうと考えます。
そうすると少し、肩の力が抜けるのでした。
まあ、ヒナは触らせてくれないんですけど。なぜ。
ストーリーにあげたこの写真は夜泣き明けのソファです。午前3時、ヒナが覚醒し「無茶苦茶にしてやるモード」に。リビングと寝室を何往復かしましたがヒナはブチギレ。そのうちひーくんが起きる時間になり対応交代。ひーくんが家を出るまでおれは寝かせてもらい、ひーくん出社と共に再び対応交代。ソファでヒナと寝落ちし、パッと起きた時の視界がこれ。